MUKU-DATA  焼杢の実験

とりあえず焼いてみた。
ホームセンターでバーナーとワイヤーブラシだと硬過ぎるといけないので真鍮ブラシ(大工さんのアドバイス)
を購入していざ。

焼杢と言えば焼杉。杉が一般的ですが、試しに、杉、桧、パイン、栗、山桜、の5樹種。


バーナーを点火してボォーォーーーォーー って
杉板に近づけるとみるみる色がついて面白いほど色が焦げていきました。


NO① 杉


NO② 桧
杉より時間を要し、桧の香りがほのかに


NO③ パイン
へぇ~意外って感じで、杉よりは多少時間を要しますが(桧と同じくらい)
夏目部分がよく焦げて板目がくっきりと浮き出てきます。


NO④ 栗
じっくりとバーナーで炙らないとなかなか焦げてきません。


NO⑤ 山桜
栗同様で時間を要し杢目もあまり浮き出てきません。

NO①~NO⑤を炙っている時の匂いはそれぞれの材種の香りです。


真鍮ブラシで擦ると、焦げた部分が擦れ落ちて色が薄くなります。
手は焦げカスで黒くなりますね。


はい、こんな感じ。

杉だと直ぐに焦げていきますのでこんな事も簡単にできました。

実際にやってみますと、とても簡単です。
好みに合せて濃く焼いたり、軽くに留めたり、、色んな使い方の可能性がみえてきます。

あらかじめ炙り(焼く)表面を炭化させておく事で、耐火性・耐久性を高めるという
古来よりの日本の伝統的な技法の焼板
何かに使えそうですよね。
どの部分に使いましょうかね。。。

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